ギター奏法解説#22 – SHINE / LUNA SEA – TAB付

演奏解説

YOUTUBEでの演奏動画をご視聴いただきありがとうございます!この記事ではコピーする際に注意した点を解説していきます!この曲はテンポがゆったりとしていて、勢いで何とかなる曲ではありません。全体的に丁寧に、なるべくメリハリをつけてカッティングのキレを出すように意識して弾くとそれっぽくなります。コピーの際の参考にしていただけると幸いです!

フレーズ解説

A、Bメロ

2フレット〜14フレット間、オクターブを上下移動するフレーズが出てきますが、ここでSUGIZO独特のうねりが出るようにスライドのタイミング、ピッキングの強さに気をつけています。

SHINEのギター弾き方
【Aメロ】2〜14フレット間のオクターブ大移動

感覚的に、ですが2→14へ上昇するときは少し遅め、14→2へ下降するときは早めにメリハリを付けるようなイメージでポジション移動する意識を持つとあの感じが出ます。

ピッキングは2フレット<14フレットという具合に強さを変えています。アクセントになる目立つところは結構強めに叩くとカッコ良く仕上がります。

Aメロのバッキングはアルペジオを交えていますが、この辺りは厳密に弾くフレーズを守らずラフに弾いても良いと思います。
スライドで移動する点、Bメロのキメのフレーズだけはきっちり弾くように!

ギターソロ

まずソロ前のギターリフ。テクニック的にはそこまで難しいことはしていませんが、結構目立つフレーズなのでミスるとすぐバレてしまうので慎重に。。。

SHINEのギター弾き方
ソロ手前のギターリフ

走らないないようリズムを意識してドラム・ベースと足並みを揃えること、気持ち大きめにカッティングしてリズムを取ることの2点を心がけています。

SHINEのギター弾き方
ギターソロ

次にソロですが、ロングトーンで伸ばすフレーズは何回か途中ピッキングしています。が、ここはピッキングしなくてもOKです。
全体的にゆったりとしたソロなのでここも先ほど同様走らないように注意してます。

SHINEのギター弾き方
ソロ終わりのピック・タップ

最後はピックを使って弦を細かくタップしています。ライブではグリッサンドしているようですが、音源だとこちらの方が近いと思うので今回はこう弾いてみました。
Bメロ手前にちょっとだけ入れるため手元が忙しい感じになるので、実際にライブなどで弾くときはグリッサンドにしても良いと思います!

音作り

全てKEMPERで音作りしています。使用したアンプモデリング、エフェクターは以下です。SUGIZOパートでは4本重ねて録りました。

1.メインのバッキング

【アンプ】PEAVEY ブースターなどは刺していません。いわゆるアン直。ゲインは3時くらいで結構歪ませています。

2.ギターソロ

①にワウを半止めにしてうっすらかけて、チューブスクリーマーをブースターとしてかませています。

3.クランチ

【アンプ】Marshall 1959 Super Lead こちらもアン直。ゲインは10時程度に絞りました。

4.ラストサビのオクターブ奏法の所

①と同じ

全てドライ音で撮って、②、③についてはDAW上でミックス時にディレイをかけています!

ピックアップはギターソロだけリア、それ以外は全てフロントピックアップを使用しました。

まとめ

全ての曲に言えることですが、譜面通りに弾くだけだとなかなか実際の雰囲気に近づかない・・・それだけギタリストによって個性があるということだなといつも思い知らされます。

それでも弾いていて楽しい曲でした!テンポもゆったりしているし、フレーズそのものはそこまで難しくないですが、ソロだけでなくバッキングも独特のニュアンスを出すにはどうしたら良いか考えさせられるような曲だと思います。

まだコピーしていない方はぜひ動画とこの記事を参考にぜひコピーしてみてください!最後まで読んで頂いてありがとうございました!

コメント

タイトルとURLをコピーしました