YOUTUBEでの演奏動画をご視聴いただきありがとうございます!この記事ではコピーする際に注意した点を解説していきます!この曲はリクエスト頂いた曲で、自分でコピーしたことはこれまでありませんでした。リクエスト頂きありがとうございました!すごく嬉しかったです!
さて、今回初めてちゃんと聴いてコピーしてみて感じたのですが
とにかく速い
ライブバージョンは速い。いざ弾いてみると思っていたのの3倍くらい右腕がツラい。休む箇所がほとんどないのもツラい。ライブだとギターソロ終わりに一度曲を止める演出がありますが、今回は演奏動画なのでぶっ通しで最後まで弾いたこともあって辛かったです。。。(ソロ終わりからのAメロの2回し目辺りで一度投げ出したくなった)
ライブによってもBPMがまちまちみたいなのでどれくらいで設定するか次第ですが、右腕が腱鞘炎にならない程度の速さで弾くことをお勧めします・・・
CD音源であれば比較的ゆったりしているのでより取り組みやすい、かも(でも左手の小指を使うリフはむしろゆっくりの方がしんどいような気もする)。
とはいえカッコいいし弾きごたえのある曲でした。この曲を演るならライブバージョンでコピーしたいと思うのは僕だけじゃないはず。どう攻略したのかこの記事で自分なりに、ですがポイントを解説していきます!
フレーズ解説
イントロ(メインリフ)
はい。問題のリフです。
正直このリフをテンポに合わせて安定して弾ければこの曲の8割は弾けるようになったと言っても過言ではないです。
TABで押さえる場所は示してありますので、ここでは難しいポイントと解決方法をお伝えしていきます。
①小指連打・ストレッチフレーズ
小指を沢山使うフレーズになってます。小指を使うだけ、ならまだ良いのですが薬指を押弦した状態で小指を小刻みに出し入れしないといけない事がこのフレーズを難解なものにしています。
また指を開かないと弾けないポジションの箇所(下図)もあるので、そこも大変なポイント。
弾きやすくする為のコツは薬指と小指を強化することです。すぐに解決できるものではないのですが、下記のようなフレーズでのクロマチック練習を薬指・小指の組み合わせでする、とかが効果的です。
また、ストレッチ(指を大きく開く)フレーズは左手の甲を前に出すようなイメージを持つとやりやすくなります。
②左手の1フレット(以下1fと記載)ずつの移動
僕はコレがとっっっっても苦手でした。人差し指が6⇔5⇔4fと移動するようなフレーズなのですが、これをあのテンポで正確にキレイに弾こうとするとなかなか難易度が高いです。
コツは横移動の際に一つひとつしっかり押弦する意識を持つことです。スライドするような意識で効率よく滑らそうとすると逆にコントロールがしにくくてミスタッチのようなぼんやりした演奏になってしまいます。
③右手の16分を交えた小刻みなカッティング
単純に速いので置いていかれないようにしないといけないですが、ただ速く弾けばよいという話でもないです。がむしゃらに速くしてしまうと逆に前のめりな演奏になってしまいテンポがズレます。音が歪んでいることもあり、何弾いてるか分からないような活舌の悪い演奏になってしまいます。
あまり大振りにならないよう、コンパクトに右手を振る意識を持ちましょう。無駄な動きが多いと疲労も溜まりやすくなるので、この曲を最後まで弾くだけの体力が持ちません。
また、ピックを弦に深く当てすぎないよう注意すると良いです。リズム重視、最低限の力でスムーズに弾くことに力点を置きましょう。
ギターソロ
最初のランフレーズが速くて少し大変です。ここもがむしゃらに速くするのではなく、リズムに合わせるようにメトロノームを使ってゆっくりから練習すると良いです。
それから最後の速弾きは特別あの譜面じゃなきゃダメということではなく、下降する際の自分の手癖フレーズのようなものがあればそれを元に弾く、で良いかと思います。
尺(入りと終わりのタイミング)が合っていれば曲のテンポが速いのである程度それっぽくなります。16分音符で詰めるような気持でやると上手くいきます!
手癖が特に無い方はYOUTUBE通り、譜面のままコピーして頂けると良いかと思います!
音作り
全てKEMPERで音作りしています。使用したアンプモデリング、エフェクターは以下です。
1.バッキング
【アンプ】PEAVEY JSX 結構歪ませてます。
2.ギターソロ
バッキングとほぼ変わりません。歪みは変えずにディレイを少し入れただけ。
ピックアップはフロント・センターのハーフトーンを一貫して使用しました。
まとめ
いかがだったでしょうか。この曲は難しかったです。。。冒頭にもお伝えした通り腕を痛めない範囲で無理せずにコピーをしましょう。
大前提として体力勝負な曲なので、いかに効率よく弾いていくかが重要です。無駄な力みを無くして淡々と弾きましょう。個人的には持久走を走っているような感覚でした。
右手の力を抜いて手首を使ってカッティングしていく事、16分のリズムに乗ってブラッシングを効果的に入れてカッコよくする事まで出来ればなお良し!です!
まだコピーしていない方はぜひ動画とこの記事を参考にぜひコピーしてみてください!最後まで読んで頂いてありがとうございました!
コメント