ギターを弾く上で必ず必要になる弦。皆さんはどのメーカーのものを使っていますか?
通販ページで見たり、楽器屋に行けばたくさんの種類の弦が売られています。
・何となく安いもの
・有名なもの / 知り合いに薦められたもの
みたいな選び方してないでしょうか。
それが悪いわけでは決してありませんが、せっかくだったらそれぞれの違いを理解した上で自分に合った弦を選んでみて欲しいです。
そこで今回の記事ではエレキギター弦のおすすめを解説していきます!選ぶ上でのポイントも解説していきますので、参考にしてみてください!
それではいってみましょう!
弦の材質
ニッケル
ギター弦の材質の中で最もポピュラーなものがこのニッケルです。バランスが良く、これと言った欠点もないので、悩んだときはとりあえずニッケル製の弦を選べばOK!
ステンレス
ニッケルに比べ弦に触れた時、弾いた時に硬さを感じます。音自体も明るくブライトなサウンドになります。また、ニッケルに比べ多少錆びにくくなります。
コーテッド(コーティング弦)
ニッケル弦に特殊なコーティング加工がされることで、弦の酸化(錆)を防ぎやすくなった弦です。
コーティングがされている分、価格も高く設定されていますが、ニッケルなどに比べ錆びにくく長持ちするため、その費用対効果は高いです。
コーティングされている為、音は少し膜の張ったようなこもったマイルドなサウンドになります(煌びやかなニッケル・ステンレスのサウンドとは別モノです)。
弦の太さ(ゲージ)
次に弦の太さです。弦は基本的にセットで売られています(一本ずつバラでも売っていますが、パックになっているものを買えばOKです)。
弦のパッケージに書かれている数字が太さを表現しています(大きい数字ほど太い)。
読み方ですが、1弦から6弦に向かって数字で09-42(ゼロキューヨンニー)などと呼びます。セットされている弦の太さには大体のパターンが決められているので、下記で紹介していきます。
太さを選ぶときに気を付けるべきことが一点だけ!
ギター弦の適切な太さはギターの種類(正確にはギターの長さ)によってある程度決まっています!
自分が弾きやすいから、とか適当に手に取ったものを、とかパッケージの見た目(カラー)が好みだから・・・とかではなく、お持ちのギターにあった適切なゲージを選ぶようにしましょう!
*ゲージに合わせてLight(ライト)などと名称が付いていますが、各弦メーカーによって名前の付け方はまちまちです。なのでここではゲージの太さ(数字)で紹介をしていきます。
09-42
Super Light(スーパーライト)などと表記されることが多いです。ストラト、テレキャスなどのロングスケールのギターに合わせるのはこのゲージがベストです。
10-46
Light(ライト)やRegular(レギュラー)などと表記されることが多いです。レスポールなどのミディアムスケールのギターに合わせるのはこちらのゲージにしましょう。
12-52
Heavy(ヘビー)などと表記されることが多いです。フルアコ、セミアコなどに張るケースが多いです。太い分押さえるのは大変ですが、重厚なサウンドが得られます。張るときは自身のギターに張って問題が無いか(ネックに負担がかかりすぎないか)を事前に確認しましょう。
09-46
Custom Light(カスタムライト)などど表記されることが多いです。レスポールなどのミディアムスケールのギターに対して、10-46だとリードプレイでの弾きづらさを感じたり、チョーキングがしづらく感じる場合はこちらを検討してみると良いでしょう。
半音下げなどドロップチューニングをする場合
ダウンチューニングにすると弦の張力が弱まって張りが失われます。ピッキングした時に違和感を覚えるようであればゲージを一段階上げる工夫をした方がいい場合もあります。
*必ずしもゲージを上げる必要はありません。筆者は実際半音下げであれば気にせず同じゲージを張ってしまいます。一音以上チューニングを下げる場合はゲージ変えるかな・・・
弦の交換頻度は?
たとえ切れなかったとしても、錆びてきたら張り替えるようにしましょう!
錆びると弦を触った感触がザラザラしていたり、色が変わったりします。
錆びた弦にメリットはありません!そのまま使い続けていると
・チューニングが合いにくくなる
・音がこもる
・フレットを不用意に削ってしまう
などのデメリットに見舞われます。
切れるまで使い続ける、ではなく弦の状態に合わせて変えていくようにしましょう。
筆者はコーティング弦でなければ大体1カ月前後で弦を張り替えるようにしています。コーティング弦であれば3ヵ月~半年くらい張りっぱなしの時もあります。
おすすめのギター弦
ELIXIR ( エリクサー )
メリット
コーティング弦なので錆びにくい。頻繁に弦交換する必要がなくなるので使い勝手◎
デメリット
価格が比較的高いです。ですが、結局交換頻度を考えるとこちらの方がコスパは良いような気がする・・・ので筆者はあまりデメリットに捉えていません!
ERNIE BALL ( アーニー・ボール )
メリット
音が元気!張りたてのアーニー・ボールの弦の音色は他メーカーの弦に比べてとてもリッチで元気なサウンドです。これは他では代替できない素晴らしいメリットです。価格もリーズナブルで◎
デメリット
すぐに元気がなくなりがち。前述した通り最初は素晴らしいんです。最初は。
張ってから1週間、ヘタしたら2,3日で最初のブライトなキラキラサウンドから変化します。常に最高の状態を維持しようとするとお手入れも大変・・・
DADDARIO ( ダダリオ )
メリット
特別クセが無く使いやすいです。アーニー・ボールに比べて弦の寿命も長いように感じます(筆者は)。手頃な価格なのもGOOD
デメリット
オールラウンダーで優等生な弦なのでそこまでデメリットもありませんが、しいて挙げるとするなら少し弦が硬いように感じます。弾いた時のプレイアビリティに影響が出る・・・というか気になる人もいるかも?
まとめ
いかがだったでしょうか!
色々な種類の弦が売られていますが、自分にあったものを選べるようになるとプレイアビリティも上がりますし、何より買うときに迷わなくなります!
今張られている弦、錆びてないですか?もし錆びてたらこの記事を参考にしつつ、今すぐ弦買いに行きましょう!弦の種類、太さ、選んでみましょう!
最後までお読みいただいてありがとうございました!
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